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私たちは、里山の保全活動や調査活動をしています。


過去の活動報告

2016年7月から2021年8月までの活動報告

8月12日 保全活動 武西の原っぱ

 5月以降、雨つづきで草刈りの中止が続いていたため、草丈は1mを超え、クズが蔦を伸ばして密集し、セイタカアワダチソウが繁茂していました。草刈機3台と大型草刈機1台で予定の原っぱの作業がはかどりました。

 
 手ごわそうな草の繁茂                 高刈りをしたあと、整えていく

7月31日 保全活動 谷田の原っぱ

 今期は原っぱを『市松模様』に部分刈りをしています。今回は、前に刈らなかった場所を刈ります。
とはいえ、雨と暑さで草は原っぱを元気に覆って、どこが前に刈った場所だったか…。刈るごとに草むらからは、ショウリョウバッタモドキが飛び交って、にぎやかです。
 
 広い原っぱ                        部分刈りの出来上がり

7月17日 第二回里山学校:黒いチョウがいる原っぱはすごい・ジャノメチョウモニタリング

 原っぱや樹林の「健康診断」をするために、そこを住処にしている生きものを数えて記録します。今日の生きものはジャノメチョウです。講師の先生からチョウのお話や、モニタリングのお話を伺い、そのあと、公募で参加された5家族の皆さんと、会員と白井市環境課がグループにわかれて、4つの原っぱで数えました。

 
お話をきいているところ             横に並んで歩いて、出てきたチョウを数えます

7月11日 クリーン印西推進運動

里山の中と外周の大通りのゴミ拾いです。投げ捨てゴミがおおいので、ちょっと回るだけでたくさん集まります。

 
 

6月10日 桜台小学校2年生の授業サポ―ト

 白井市と協力して、初夏の季節と里山の自然を学習するサポートをしました。

 

6月8日 原っぱで幼稚園の皆さんの体験サポ―ト

 
原っぱで幼稚園のみなさんの自然体験サポートです。樹林を巡って散策して、広い原っぱで自由に走り回りました。

6月5日 第253回保全作業 原っぱの部分的草刈り 

 2つの原っぱの部分的草刈をしました。前もって植物調査を行なっているメンバーが、刈るべき場所とこの時期は保護すべき場所とを区別してロープ張りをしてくれましたので、作業は手間取ることなく進めることができました。選択しながら刈払い機を入れるのは技が必要なようです。ヒヤッとした話しなどを交わしながら、作業を終えました。
 

5月22日 クリーン作戦 

白井市の自然を考える会さんが20年以上も長くつづけている事業です。共催で原っぱの会も参加。毎年、大きな不法投棄ゴミが谷津の頭に投げ込まれていたものですが、通りに面して住宅街ができたためか、目に余るようなゴミはなくなりました。古いテレビや金属類を集めてこの日は修了。このままゴミ捨てがなくなればよいのですが。
 

5月16日 第252回保全作業 キショウブの除去 

 
移入したキショウブ、綺麗なのですけれど、根が縦横無尽にはびこり、種が流れ拡大していきます。印西市の広報で呼びかけていただき、参加された方々との作業です。毎年の作業で上流部はずいぶん勢いが弱まりました。

5月10日 第251回保全作業 武西の草刈 

 
この時期に芽をだしてくるクズの勢いがなくなり、今までのように絡むことなく草刈機を使うことができました。

5月5日 第1回 原っぱの会の里山学校 野の花とキンコンキン 

 
 菌根菌 という難しそうなタイトルがつきましたが、15名の定員がすぐに満席になりました。東邦大学の下野先生のお話はとてもわかりやすく、講座のあと野の花めぐりと林の中でモニタリングの実施、そして先生から総評と充実した内容となりました。

4月25日 第249回保全作業 谷田の原っぱの草刈り 


 広い原っぱの草刈りです。生息環境を多様にするため市松模様に刈りこんでいます。


4月25日 第248回保全作業 水辺のキショウブ除去作業 


 かれこれ3年目のキショウブ除去エリアはネットワークのようだった根が小さくなり、抜きやすくなりました。

4月3日 第245回保全作業 原っぱの柵つくり 


 前の杭がボロボロになってロープが外れていたので、新しい杭をうって柵つくりをしました。

3月15日 第244回保全作業 武西の原っぱの集草 


 武西の原っぱの刈草が乾燥してきたので、熊手でひたすら集草しました。今日も東邦大学の学生さんたちが参加してくださり、春の芽吹きを迎えるのに十分な集草が完了しました。これから先は芽を痛めるので、集草作業はひと段落となります。

2月20日 原っぱの会の里山学校2021第四回 探鳥会 

  

今期の探鳥会は464号線南のエリアで、林内、葦原、湿地、草地、畑地と見て回れるコースを選びました。
残念ながら、時期のせいか鳥の出は今一つでしたが、一時間半を鳥を尋ねてゆっくり歩きました。

2月14日 第241回 草刈りと集草 

 

谷田の広い原っぱの冬の全刈りと集草作業。まだ手前の集草が残っている。2月28日に作業の予定。

1月9日 第238回 水辺の保全作業 

 

東邦大の皆さんと湿地の斜面からの湧水が染み出す水の溝を掘る。水温が安定しているので、水辺の環境として期待

12月14日 第234回 保全作業 

  
  草刈の前                  草刈の後
 
ざっと荒刈りが終了。前回は草が湿っていたので作業が進まなかったが、今回は晴れ続きで乾燥していたため、機械の調子もまずまず。卒論を書くために作業に参加して汗をながしてくれた大学生といっしょに記念撮影。

11月29日 第232回 保全作業 


13日に刈った原っぱの刈草集めと白井市との作業で切り倒した木の玉切り作業。原っぱに積んであった処理した木からキノコが生えていた。小枝を包み込みながら成長してコケの色になっている。ナウシカの腐海のキノコみたい。

11月22日 第231回 保全作業 

 
竹が入り込んできたので、これを伐って積み上げる。草刈りをした一角はもう晩秋の色。

11月13日 第229回 保全作業 

 
刈る前                               刈った後

足元には紅葉が                 ほんとに今日中に終わるのかな

縦に長い原っぱの草刈です。午前中の2時間で手押しの草刈り機2台と刈払い機4台でせっせと草刈り。約6200uを片付けることができました。春の芽吹きのための刈草集めは半ばなので、もう少し作業がつづきます。
 

11月6日 第228回 保全作業  

 

 
 背の高さを遥かに超えるセイタカアワダチソウと格闘しました。草刈りは刈る作業だけでなく、刈草を撤去するまでが草刈り作業です。この撤去作業が大変。なにか良い方法はないものかといつも思案中。

11月5日 幼稚園の里山活動サポート

 
幼稚園の皆さんが原っぱに来ました。のびのびと原っぱで過ごして帰っていきました。大人も楽しかったよ。

10月30日 湿地のモニタリング

 
湿地のモニタリング。水温をはかり、タモを入れ、記録。24日に整備して掘った池に酸化鉄のまくが張っている。
もう少したつと、落ち着いてきて生きものが寄ってくれるはず。

10月27日 第226回 保全作業 張り出した常緑樹の伐採と枝払い

  
白井市環境課と原っぱに張り出した常緑樹を伐採。木々の間から光がはいり、風通しがよくなった。
22日に行った草刈りで処理しきれなかった刈草の始末も同時進行。
東邦大の学生さんたちの協力も得て17名での作業となった。

10月24日 第225回 水辺の保全 池堀り

  
 ヨシに覆われた池の整備と新しい池を掘り、開放水面を確保する。セイタカアワダチソウが花を咲かせている。
 抜いていくが、湿地は広い。

10月22日 第224回 保全作業 谷田の草刈

 
 谷田にある原っぱの草刈をした。白井市環境課さんが乗用の大きな草刈り機を投入。濡れて背高く繁茂した草を
 2時間で刈り終わる。いつもの手押しの草刈機2台と刈払い機だとその2倍はかかったところ。刈草を置いておくと
 富栄養で来年また大変なことになるので、刈草集めをするが、これが大変な作業。東邦大の学生さんたちが作業に
 参加してくださった。

10月14日 桜台小学校授業サポート

 
 桜台小学校の2年生の授業サポート。藪漕ぎもなんのその、じつにのびのびと里山を満喫した。

10月12日 第222回 保全作業 武西の草刈


雨続きで草が重い。セイタカアワダチソウは抜くのが理想だけれど、せめて種が舞う前に刈り取りたい。
10月の下旬に印西青少年相談員の皆さんの企画サポートで子どもたちを迎えるので、斜面の草刈も念入りに。

9月27日 第221回 保全作業

 
林の保全作業。掛かり木の処理は重大な事故が多いため、講師からロープの扱いや、どのように位置や方向を見極めるかなどを教えていただきました。

9月21日 第3回里山学校 キノコを探して

 
 乾燥続きが原因なのかキノコの出が今一つでしたが、それでも林の中で出会うことができました。
 籠の中には・・・キノコじゃないんじゃない?

9月8日 昆虫調査


昆虫調査。講師とともに歩きました。まだバッタ類も元気そうです。

9月5日 クリーン印西推進運動


ゴミ拾いの日です。山の中のゴミは少なくなりました。でも、通りにでたとたん、ゴミが散乱。

8月30日 第2回里山学校 昆虫

 
第2回里山学校は原っぱで昆虫を探しました。オニヤンマの持ち方を教わったり、図鑑でしらべたり、夏の原っぱを
満喫しました。

8月27日 第219回保全活動

 
 草丈の伸びた原っぱの草刈です。白井市環境課とインターンの皆さんと原っぱの会との協働作業でした。
 もう少し奥のところも刈りたかったけれど、まずはこんなところかな。

8月1日 モニタリング

 
 原っぱのモニタリングです。市民の皆さんが参加し、原っぱを見守っていけるような方法を試行中です。

7月12日 第217回 保全作業

 
久しぶりの晴れ間。セイタカアワダチソウが繁茂した原っぱの草刈り。手押しの草刈り機と刈払い機でなんとか完了

6月20日 干しておいたキショウブを収集


 そりに乗せて運びます。3台のそりで何往復したでしょうか。これで今季のキショウブ作業が終了です。


6月6日 第216回 保全作業 キショウブの除去作業


 湿地にはいっての作業。公募参加の皆さんに助けられました。


5月30日 チェーンソーの安全講習会


 講師からチェーンソーの扱い方や、立木の伐採方法、丸太の輪切りの方法などを教えていただいた。


5月11日 第214回 保全草刈り 武西の原っぱ  


武西の原っぱ手前のぶぶん。初夏の丸刈り。クズの繁茂を抑えたい。


5月2日 第213回 水辺の保全 キショウブ抜き  


 湿地のキショウブ抜き。そりが活躍。

1月31日 第208回保全作業 

9:00〜12:00 大人13名
 谷田の原っぱの草刈りを行いました。冷たい風の吹く一日でしたがフィールドの中の原っぱは樹木に囲まれていて、風に吹かれることなく作業を進めることができました。
 原っぱの草刈のほか、台風の影響で倒れ道をふさいでいた樹木も処理しました。
 
 草ぼうぼうです             作業後きれいになりました

 奮闘中 
 

1月21日 第207回保全作業 

9:00〜12:00 大人10名
 東邦大の学生さんが調査で使っている谷田の原っぱの草刈りを、東邦大と原っぱの会で行いました。ススキが伸びていましたが晴れて乾燥していたためスムーズに作業を進めることができました。
 原っぱに張り出したシラカシの枝の伐採や道をふさいでいた倒木の始末も行いました。
 
作業前                        作業後
 東邦大のみなさんに使い方を教えています

1月19日 第206回保全作業 

9:00〜12:00 大人11名
 前日は冷たい雨が降り、雪も降るのではないかというような天気でしたが、朝になってすっかり晴れ、風もなく気持ちよく谷田の原の草刈りを進めることができました。ススキが濡れていて、草刈機のローターに絡みつき、何度も止めては草をはずして、また作業をはじめるというような苦労もありましたが、刈払い機も加わり今回の原っぱの約7割は刈終わりました。あと一回計画していますのですっかりきれいに刈り取ることができると思います。
 
                             ススキと格闘ちゅう
 林縁の落ち枝を処理しています

11月17日 第201回保全作業 

8:30〜12:00 大人8名
 はじめに草刈するまえの枝拾いです。台風や大雨で太い枝が落ちています。そして、つぎにセイタカアワダチソウを抜きました。根がのこると後が大変です。地面が柔らかいのですぐに抜くことができました。
 草刈りは阿吽の呼吸ですすみます。要所は20分ほどで終了、広い原っぱの林縁のアズマネザサを刈って作業終了となりました。
 

11月16日 水辺の保全作業 

9:00〜12:00 大人4名
 大雨の後、しばらくしたちましたが、谷津の水位が少しづつ上がって足元に水がひたひたとしています。昔の水の様子にもどったような気がします。
 今日は葦や水辺の草がはびこった開放水面の整備です。カエルが卵を産みやすいように周囲を一回り広げました。足を取られるし、泥は重いしで結構な力作業ですが、これもまた良しです。

 

11月1日 第199回保全作業 枝切した原っぱの草刈り

8:30〜12:30 大人18名
10月に枝を払った原っぱの草刈りを行いました。広い原っぱですが午前中でほぼ完了。
刈った草を集める作業に先日自然体験に来たまどか幼稚園の保護者の皆さんが参加してくださいました。

 
刈りはじめ                          ブルーシートに刈草を乗せて運びます
 作業も終わって達成感

10月30日 原っぱに張り出した枝と樹木の伐採作業

9:00~14:30 大人24名 中学生2名
 在来種がみられる原っぱも、周りの樹木が高く茂って枝で日照を遮るようになると、環境がかわってアズマネザサなどがはびこるようになります。そこで、白井市環境課と東邦大学の学生の皆さん、そして原っぱの会で枝払いと伐採を行いました。
 ちょうど中学生の職業体験の日程のなかでもあり、2名の中学生も参加して体験をしました。樹木は意外なほど重く、
体力のいる作業でしたが、原っぱは広くなり、明るくなりました。
 
落とした枝をさらに細かくして根元に寄せる。奥のほうでは伐採      セイタカアワダチソウも除去

 

10月16日 桜台小学校生活科学習支援

8:30~10:30 大人12名 子ども61名
 6月に続いて原っぱに桜台小学校2年生を迎えて、生活科の勉強のお手伝いをしました。あいにくの曇り空でしたが、草の中を歩くと昆虫が跳びはね、秋を探そうというテーマで思い思いに原っぱや林に散らばりました。栗の木の下ではクリの実を拾い集めたり、実の取り方を大人に教えてもらう子、シラカシやコナラのドングリを集めている子、林の中で倒木に乗って遊んでいるグループ、キノコ探索隊と称してキノコを探す子、など、どの子もそれぞれの活動に取り組み、満足して帰っていきました。
 
 草の中には何がいるかな                       バッタがいたぞ

10月5日 第四回里山学校 昆虫を探そう

9:30~12:00 大人22名 子ども13名
 谷田のフィールドに入る入り口の梨畑で、囲ってある網に寿命が尽きたカブトムシがたくさん残っていて、参加した子どもたちもびっくりしていました。
 原っぱでは、バッタやカマキリ、トンボなどをたくさんつかまえることができました。講師の柄澤先生からクルマバッタがたくさんいるということは、自然環境としてはたいへん貴重な場所だということを示しているというお話をしていただき、虫たちを原っぱに放しました。
 
トンボを追いかけています                 つかまえた虫のお話を聞いています

9月7日 水辺の保全作業

9:00~11:40 大人6名 
 今年は前年より雨が多いようで、渇水ということもなくひとまずは安堵しているところですが、例年の日照りが谷津の水位を下げているようで、まだまだ、「前はあった場所」に水がない状態がつづいています。
 今日は水辺の保全です。小さな池状の水辺に泥が堆積しつつあるのでこれを上げて池の深さを保ちます。泥は有機物が分解したものが混じり、とても細かいので、スコップではなくタモで上げるのが一番効率がよく、上げた泥をいったん水際に広げ、中にはいってしまった生きものを取り出して確認しながら次の泥を上げていく、という流れです。
 
   泥上げ作業                      水面を覆った葦を刈る

6月16日 第189回保全作業

9:00~11:30 大人15名 
 前日は1日雨でしたので、実施できるかどうか心配していたのですが、朝になってみたら、きれいな青空が広がって、絶好の作業日和になりました。
 谷田の樹林地の整備を行いました。最初にマーキングをおこない、落ち枝を拾い集めました。そのあと、樹林地の下草を刈りました。アズマネザサが広がっていましたがきれいになりました。原っぱの草刈や刈草の始末も行いました。 今日の作業にも、千葉大と東邦大の学生が参加してくれました。
  
  原っぱで作業する大学生                樹林地の下草刈り

6月8日 水辺の保全

9:00~12:00 大人16名 
 湿地にはびこるキショウブとセイタカアワダチソウの除去作業です。キショウブはすでに花が散って実をつけている段階で、根を掘るよりは拡散を防ぐために刈り取りを優先、セイタカアワダチソウは根から抜いていきます。水位が上がればセイタカアワダチソウは広がることもないのでしょうか、雨不足が恨めしいところです。
 なんとも足元のわるい中での力と持久力がいる作業に、千葉大と東邦大の皆さんが参加してくださいました。おかげさまでかなり除去がすすみました。ありがとうございました。

 
 なかにどんどんはいっていきます             作業終わってドロドロだよ〜

6月6日 桜台小学校2年生生活科学習のお手伝い

8:45~10:30 大人18名 子ども61名
 白井市桜台小学校の2年生61名が、生活科の学習で、初夏の自然を体験するために谷田の原っぱにやってきました。原っぱや林の中で、いろいろなものを見つけていました。また、会員が準備しておいた草花を使った遊び(カラスノエンドウの実やチヂミザサの葉の笛、クズの葉鉄砲など)を体験したりしていました。
 「カマキリをつかまえた」「キイチゴが甘くておいしかった」「草笛を鳴らすことができた」などと感想を発表していました。秋に2回目を行う予定です。

 
 草笛の練習などをしました                  この虫はなんですか?

5月26日 クリーン印西

9:00~11:00 大人12名
 暑い日。ゴミ拾いの活動の日に、先日除去作業をおこなった外来種のキショウブの袋も外に出すことに。これが、重くて大変な作業。今回は千葉大学生が6名、参加してくれました。20袋余りを何往復かして引きずり、集めたあとは、トングでごみを拾いながら里山巡り。終わって帰る車の中で「まだ11時なんだあ」とすっかり疲れた様子でしたが、どうか保全作業=つらい作業 という経験になりませんように。ありがとうございました。
  
袋を引きずって運んでいく            立って休む若者たち


5月6日 水辺の保全

9:00~12:00 大人5名
 キショウブを根から掘る作業の続き。千葉大から1名の若者参加。前回と違う場所のキショウブをやる。
 種は上流から下流に広がっていくので、基本的に上から攻めていくのだが、根を掘れるのは5月くらいまでと思う。
気の長い作業だ。藤の花が満開。もこもこの毛のハチが頭上を飛び交っている。

 
 

4月13日 水辺の保全

9:00~12:00 大人6名
 湿地にはびこるキショウブを根から掘る作業。腰も足も背中も痛くなること請け合い。キショウブの根は泥の表面近くを網の目のように広がって覆っているので、これをいちいち手で探って鎌などで掘り出す。それでもまだ背丈がないのでまだ楽かもしれない。根を掘った場所は翌年かなり抑えられるので今のうち。希少種を避けながらの作業になる。東邦大の皆さんが参加してくださった。
 
 ひたすらもくもくと根をほる              そのまま道にあげるとそこで芽が出てしまうので
                             土嚢袋にいれて縛っておく 14袋分の根

2月15日 第180回保全作業

9:00~12:15 大人13名
 気温が低く、寒い日でしたが、作業をしているうちに日も差してきました。
 谷田の大きな原っぱの草刈りと、在来種保護柵の取り換えを行いました。柵は何者かに抜き取られてしまって用をなさない状態でしたが、新しく設置しなおしました。
 大きな原っぱの草刈は、白井市環境課との協働で行いました。丈の低い枯草でしたので気持ちよく刈ることができました。
 
きれいになった原っぱ                      新しくなった柵


作業が終わるころ雪が降りだしました


2月4日 第179回保全作業

9:30~12:15 大人12名
 立春にしては温かな陽気で、最高気温が19度、無風という絶好の作業日和でした。印西市の協働事業として進めてきた武西の原っぱの草刈と刈り草の始末をしました。印西市所有の『乗用バロネス』手押しの『バロネス』本会所有の草刈り2台、刈払い機2台をフルに動かして、2時間ほどできれいにすることができました。
 あと少しすると、春の野の花が咲きだします。どんな花を見ることができるか楽しみです。
 
 枯れたススキが背丈ほど伸びていました            きれいに刈り取りました

1月26日 第178回保全作業

9:30~11:15 大人7名
 北海道や北陸地方には大雪警報が出ていて、関東地方も雪が降るのではないかという予報が出ていたのですが、雪は降りませんでした。気温が低く、朝のうちは寒かったのですが、そのうち日が差してきて、気持ちよく作業を進めることができました。
 12月の作業の時に刈払い機で刈った草を集めました。刈ったままにしておくと、刈った草が地面を覆ってしまい、在来の植物がうまく育ちません。短時間の作業でしたが、きれいになりました。
 
  刈り草を集めています                  コーヒーブレーク

1月20日 第177回保全作業

9:30~11:15 大人10名
 谷田の、会での通称『横長』と呼んでいる原っぱの草刈などを行いました。
 初めに落ちている枯れ枝などを拾い集め、そのあと草刈を行いました。また、移植された園芸種などが生えていましたので、それらを掘り起こしました。埋まっている農業用のビニールが多量にでてきましたがこれも取り出しました。
 
 草刈が終わりました                  ごみは掘っても掘っても出てきます

1月12日 クリーン印西推進運動

9:30~11:00 大人8名
 新年の活動始めは、クリーン印西推進運動の取り組みで、武西の湿地わきの掃除を行いました。以前、印西市や市民団体などと協働で、長年谷地に埋まっていたごみを撤去したのですが、そのときに拾いきれなかった細かなガラス片などがたくさん散らばっています。けがをする危険もありますので、一つ一つ拾い集める作業を続けてきています。
 今回は新しい試みとして、ふるいを使ってみました。
 
一つ一つ拾っています                 ふるいを使ったらきれいになりました

12月16日 第4回里山学校

10:00~11:30 大人24名
 第4回里山学校は、自然と深くかかわっていた北総地域の暮らしの様子を米作りの観点からお話ししてもらいました。
講師は白井市環境課課長川上さんです。
 お話のあと、ちょっと昔の暮らしの一端を知るために、わらで縄をなう作業を体験しました。懇談の中ではコメ作りや外来種の問題、冬期湛水の難しさ、水田の乾田化と生物多様性の問題など、里山の過去と未来について様々な話題が出されて盛り上がりました。
 
  講師を囲んで懇談中                 なかなか難しいぞ!

12月7日 第176回保全作業

9:00~12:00 大人10名
 前日は一日中雨が降っていましたので、実施できるかどうか心配したのですが、朝になって雨はあがり、絶好の作業日和となりました。白井市環境課の協力を得て、草刈り機3台、刈払機3台で谷田の原っぱの草刈を行いました。
 ススキやセイタカアワダチソウが人の背丈よりも高く伸びており、湿ってもいましたので少し苦戦しましたが、ほぼ完了しました。来春の野の花が楽しみです。
  
        草刈機、活躍中                  刈り草を集めました

  

11月18日 第174回保全作業

9:00~12:00 大人16名
 少し肌寒い日でしたが、風もなく、気持ちよい作業日よりです。
 谷田の原っぱの草刈を行いました。つる草はほとんど生えていない原っぱなので、わりあいスムーズに作業を勧めることができました。また、先日伐採した枝などの片付け、立ち枯れている木の伐倒、刈り草の集積などの作業も行いました。東邦大学の学生が応援に来てくれて、一緒に汗を流してくれました。
 
刈り草を集める東邦大の学生たち          すっかりきれいになりました

          

11月5日 まどか幼稚園自然体験支援

10:30~12:00 大人10名 こども90名
 夜来の雨で、地面や草が濡れているのではないかと心配していたのですが、朝になって雨は上がり、日までさしてきました。子どもたちが原っぱに来た時には、地面も草原もすっかり乾いていました。
 白井市まどか幼稚園の年長児他100人を迎えて、谷田の原っぱで子供たちの体験活動を手助けしました。林の散策ではシラカシのドングリ・マツやモミの松ぼっくり・カマキリ・ムカデなどを見つけては歓声をあげていました。
 原っぱでは方まで伸びた枯草のなかを元気に走り回り、バッタを追いかけていました。 

 
 ドングリをひろったよ                バッタがいるよ

          

10月15日 第171回保全作業

9:00~14:00 大人7名
 気温は低めで、天気は曇りという保全には最適のコンディションでした。印西市との協働事業で市からバロネスという立って乗るタイプの草刈り機をお借りしての作業です。前回から4か月たった原っぱは、背丈ほど伸びたセイタカアワダチソウとススキそして、根を張りめぐさせたクズでおおわれており、難儀が予想されます。
 草背の高い場所やクズが繁茂している場所はバロネスの刃を高めにして粗くかりとり、低めの所は手押しの草刈り機で、角度の大きな斜面は刈り払い機をつかって手刈り、と機械の特性をいかして手分けして草刈をしました。
 草丈が高いといっても、春の除去作業の成果で例年よりは密度ともに低く、高低にも差があるような環境になったためか、いつもよりもバッタが増えたような気がします。草を刈るたびに飛ぶバッタを目当てにトンボが群れを成して集まってきました。
 お昼をはさんだ作業で、予定通りの場所の秋の草刈を終えることができました。
  
 草丈の高い原っぱ                 草刈が終わって、ほっと一息
 集まってきたトンボ
           

10月4日 桜台小学校2年生生活科学習支援

8:30~10:30 大人17名 子ども68名
 「秋を探そう」という生活科の学習で、桜台小学校の2年生が谷田の原っぱを訪れました。白井市環境課と協力して、子どもたちの活動の手助けをしました。
 はじめは、各自で探検してなにか発見しようという活動でしたが、子どもたちはバッタを追っかけたり、咲いている花を探したり、元気に飛び回っていました。後半は、草笛や昆虫、花やドングリなどのグループに分かれて活動しました。
 どの子もたくさんの経験をして、満足して帰っていきました。
  
 クルマバッタかな?                 なにかいるぞ!

           

9月16日 第170回保全作業

9:00~12:20 大人14名 
 夏も過ぎようとしていますが、原っぱは草がまだ盛んに伸びています。
 10月には桜台小学校の2年生が原っぱにきて勉強する予定ですので、歩いたり休んだりする場所を刈り取っておこうということになりました。また、里山学校ではバッタの観察会も行う予定です。刈り残したところにはバッタなどの虫が集まっています。いい観察会ができそうです。 
 
繁茂している原っぱ                   刈った草をあつめています
           



7月15日 第166回保全作業

9:00~11:30 大人7名 
 じっとしていても汗が流れるような蒸し暑い日でした。21日に印西市民アカデミーの皆さんが武西のフィールドにおいでになるということで、道の草刈りを行いました。入口のところはイタドリが背の高さを超す勢いで伸びており、一見その奥に道があるとは思われないような様子でした。それを刈り払い機で刈り取り、奥の道は草刈り機できれいに刈り取りました。同時に集合場所に使わせていただいているバートビレッジ裏の畑も草刈りを行いました。
 
歩きやすくなった道              草刈り機が大活躍


6月18日 第164回保全作業

9:00~12:00 大人10名 
 武西の原っぱの草刈りとクズなどのつる草の除去作業を行いました。5月20日にクズとセイタカアワダチソウの除去作業を行った場所です。印西市から出していただいた乗用草刈り機「バロネス」と草刈り機、当会所有の草刈り機と刈り払い機を使って、一面にのびているセイタカアワダチソウやカナムグラを刈り取りました。草刈り機の威力は大きく、短時間できれいに刈り取ることができました。クズとセイタカアワダチソウでおおわれていた場所ですが、どのように変わっていくでしょう。
 また、調査中のエリアは、鎌を使って行いました。これから咲く初夏の在来の植物のうえに覆いかぶさっているクズなどのつる草を丁寧に除去すると、たくさんの蕾がついていました。ひっそりと咲く花が楽しみです。
 
草刈りの作業中                      覆いかぶさっているクズを刈り取る


6月7日 刈払い機安全講習

9:00~13:30 大人11名 
 千葉県森林組合の講師を招いて、刈払い機の安全講習会を開きました。経験が長くても、事故が起きるのが作業機器の侮れないところです。大きな事故につながることもあるので、皆新たな気持ちで講習を受けました。特に、今回は斜面の刈り払いを焦点に、どのようなことに気を付けて、複数で作業するときはどのように行うか、実施を含めた充実した講習となりました。
  
 講習中                       実施作業 アズマネザサの茂る斜面に取り掛かります


5月20日 第161回保全作業

9:00~13:00 大人23名 こども2名
 武西の原っぱでクズとセイタカアワダチソウを除去しました。
 クズは、4月の作業の時に根を切ったのですが、一か月たつとまた芽が出て蔓が元気よく伸びていました。今回は出ている芽や蔓を切り取ることにしました。セイタカアワダチソウはまだあまり伸びていないので抜き取りました。
 千葉大学と東邦大学の学生が応援に駆けつけてくれました。
 作業の最後に、切り取ったクズと抜き取ったセイタカアワダチソウを一か所に集めました。大きな山ができました。
 
 クズを除去しています                    ブルーシートで運びます 


5月19日 春のクリーン作戦

9:30~12:30 大人16名 
 明け方まで雨が降っていたのですが、朝にはあがりました。恒例の「白井の自然を考える会」との共催事業「春のクリーン作戦」に取り組みました。
 今年は、千葉大学の学生の皆さんが5人、南山中学の1年生が1人、若い力が加わって、谷田の樹林地のゴミを処理しました。長年にわたってビニールなどが廃棄されていたようで、掘っても掘っても次々に出てきました。2時間ほどの作業で、100袋近いゴミを片付けました。
 作業の後は軽食を取りながら懇談しました。
  
  掘っても掘っても                   軽トラック3台分のゴミを処理しました
  


5月15日 桜台小学校自然体験学習支援

8:50~10:10 大人12名 こども68名
 白井市環境課との協働で、桜台小学校2年生の生活科の授業の手助けをしました。この事業は今期初めて取り組むものです。谷田の原っぱに2年生68名を迎えて、前半は「フィールドビンゴ」を、後半は草花遊びを楽しみました。
 はじめ緊張していた子どもたちでしたが、時間がたつにつれて原っぱいっぱいに広がって楽しんでいました。
 短い時間でしたが、子どもたちは満足して学校に帰っていきました。担任の先生は「また秋にも機会を作れるようにしたものです。」とおっしゃっていました。
  
  いい匂いのする葉っぱってどこかな…         ダンゴムシみつけた
  


5月14日 第159回保全作業 草刈り機講習会と草刈り作業

9:30~13:30 大人12名 
 前夜の雨で心配したものの、快晴となって草刈り日和となりました。今回は、印西市との協働事業の一環で、印西市から動力のい草刈り機を貸していただけることになり、環境保全課の方から運転方法や注意事項などの講習を受けました。参加者がそれぞれ、運転したあと、実際にクズ刈りをしたフィールドの草をかりました。
 当会の草刈り機を同時に動かして、ほぼ一時間もしないうちに予定の場所を刈ることが出来、その威力にびっくり。
威力があり、ちょっとした重機なみの機械ですから、安全に十分気を付けながら、作業していきたいと思います。 
 
 慎重に動かしています             トラがり?
  


4月27日 第158回保全作業 水辺のキショウブ除去作業

9:00~11:30 大人6名 
 武西の大きな谷津にキショウブが入り、広がりつつあります。明治時代に日本に観賞用として入ってきたという、黄色い花を咲かせるアヤメ科の一種ですが、繁殖力がたかく、根が地中にびっしりと張り詰めて繁茂し、在来の水生植物の脅威となっています。印西市では要注意外来生物(植物)の一つとして駆除をよびかけています。
 4月のこの時期は、花芽が伸びるまえでもあり、除去作業にはちょうど良いころだとおもわれます。鎌と、鍬と、スコップで湿地のなかまで入り込んでいる前線と道側から刈り取り・抜き取り作業をはじめ、目的の場所はなんとか終えました。それにしても激しく体力を奪う作業です。
 5月25日には、まだ手を付けていない広い面積の作業を予定しています。 
 
 足を置く場所を間違えると深く潜るので大変です            咲くと文字通り黄色い菖蒲です
  


4月14日 白井まちピカ大作戦 谷田の原っぱのゴミ拾い

9:00~10:40 大人9名 
 フィールドと道路沿いのゴミを拾いながら、季節の移ろいを見て回りました。今年はソメイヨシノをはじめ、植物の開花が早めです。ウワミズザクラがあっという間に満開を過ぎてしまいました。残念なことに車から捨てられたゴミ…灰皿にたまったたばこの吸い殻、漫画の雑誌、弁当の容器、ペットボトル、アルミ缶など…が散乱している箇所がありました。拾ったゴミは専用ゴミ袋で合計9袋分になりました。
  
  車から捨てられたゴミをひろう皆さん         ゴミが散乱しています

 
 ゴミがいっぱいになりました             ウワミズザクラがあっという間に咲きました


4月6日 第158回保全作業 武西のクズの根切作業

9:00~12:00 大人34名 
 秋に印西市が重機をつかったクズの撤去をしたので、地中に残った蔓や根を手繰りながら、出芽を抑える作業を行った。根が養分を蓄え、その養分で蔓に新芽が発芽していくため、まずは熊手で上面を削りながら蔓をさぐり、根の部分に篠竹をたてて印をつけ、印を頼りに根を掘って、地中下20pほどの所を鎌で切るという、人の手の作業となった。
 調査協力をしている東邦大学の皆さんが大勢で参加してくださった。15日の日曜日も続きの作業の予定。初夏を迎えてどうなるか、とても楽しみ。
 
 竹棒の印を掘り出すと後から後から蔓が出てきます。     集まった蔓と根。ふた山できました。

3月18日 第157回保全作業

9:30~12:00 大人12名 
 谷田の、通称「Dの原」周辺の林の中で、落ちている枯れ枝を拾い集めました。しばらく樹林地で作業をしていませんでしたので、たくさんの枯れ枝が落ちていました。まもなく、春の野の花が咲き競うことでしょう。
   作業前のラジオ体操 けが防止             林の中の枝を拾う 意外と運動量があります
  

3月11日 第9回里山学校:学習会

9:30~12:00 大人39名 子ども10名
 谷田と武西を研究のフィールとにしている東邦大と東大の先生と学生による研究発表会をおこないました。研究の成果は、保全活動や調査活動を進めていくうえで大変参考になります。今年はタチフウロの繁殖の条件、土壌攪乱による草原植生の再生、アカハライモリの生態、バッタと植生の関係などについて発表していただきました。
 同時進行で、白井市環境課による子ども向けのプログラムを組み、好評でした。
   
  

2月24日 第8回里山学校:冬のみちくさ散策とごみ拾い

9:30~12:00 大人16名 子ども1名
 第8回里山学校を行いました。林中や原っぱにはゴミは少なく、道路際や道路に近いところにが集中していました。
白井市環境課の職員の方が、拾い集めたゴミをトラックで回収してくれました。参加されたお子さんは、とても気持ちよく楽しかったと感想を話してくれました。
  
   気持ちよい散策でした                        トラックいっぱいになったゴミ


2月18日 第155回保全作業

9:30~12:00 大人8名 
 風は少し冷たかったのですが、雲一つないすっきりとした冬ばれの日でした。谷田の原っぱの草刈りをしました。春になると在来の野草が花を見せてくれる原っぱです。今は枯れたセイタカアワダチソウとススキがごっそりと残って苦労しました。
  
   before                        after


1月27日 原っぱの会の里山学校 第7回 「冬の鳥をさがそう」

9:30~12:00 大人28名 
 北風が吹く寒い日でした。寒さのせいか鳥もなかなか出てきてくれませんでしたが、講師より見つけ方や鳥の特徴、飛び方、歩き方など、図や写真を用いて説明があり、熱心に聞いていました。後半ようやく暖かくなってきたころ、上空でノスリが上昇していく様子や、林や枯葉の中から顔を出す小鳥たちの姿を観察することができました。静けさの中で耳を澄まして鳥をさがす楽しみがわかったようなきがします。
 
 残雪の中で観察中                  上昇するノスリ

 
枝にとまるビンズイ     熱心に説明を聞く参加者の皆さま


1月21日 第154回保全作業

9:30~12:15 大人9名 
 すばらしい青空のもと、谷田の原っぱの草刈りをしました。12月の作業の続きです。
 谷田の原っぱの中で一番広い草原ですので、2回目の作業でようやくほとんど刈り終わりました。もう少し作業を進めると、本来の姿を取り戻すことができるのではないかと思います。
  
 機器類の片づけ            笹と奮闘中            刈り草をあつめています
 

1月13日 クリーン印西推進運動

9:30~11:10 大人14名 
 今年の活動始めです。晴天のもと、市が草刈りをした武西の原っぱで、以前に戻ったような気持ちよい景色を目にしました。久しぶりのゴミ拾いで、23袋のたくさんのゴミと粗大ごみが集まりました。人力全開!道路がきれいになりました。
 
 道路の歩道もゴミが点在                   道際に捨てられた、まとまったゴミを発見

12月9日 原っぱの会の里山学校第6回 昔、野馬のいた場所

9:30~12:30 大人34名 
 原っぱの会の里山学校第6回は「昔、野馬のいた場所」と題し、白井市文化課の戸谷さんが歴史の講座と遺構の案内をしてくださいました。千葉県各地で壊されてすでに見ることのできなくなった野馬除け土手が、ここには残っているということで、現場にたって、背の小さな古来の馬が、土手の向こうに草をはむ景色を思い浮かべました。

 遺構の場所で、資料を見ながら説明を受ける        なるほど、びっくり、とおもうことばかり


11月11日 原っぱの会の里山学校第5回 秋のみちくさとゴミ拾い

9:30~11:30 大人15名 
 原っぱの会の里山学校第5回は、ゴミを拾いながら晩秋の里山を歩きました。国道沿いはペットボトルや空き缶、菓子袋などが目につきました。里山に入ると、ゴミも少なくなり、舗装されていない道にはみっちりとシラカシのドングリが落ちていました。
 途中ムクノキの実を見つけ、皆で味見してみました。「干し柿に似た味でほんのりと甘い」と言われていますがその通りでした!草が枯れ、ゴミが目立つ時期になったので里山をきれいにするには良い季節です。
  
国道沿いはゴミが多い  林の中で何かみつけた            湿地沿い またゴミが顔を出している


11月3日 第149回保全作業

9:30~12:00 大人10名 
 10月は雨がつづいて、予定していた保全作業が中止になってしまい、2か月ぶりの作業になりました。
 谷田の原っぱの草刈りをしました。前の夜も雨が降ったので、少し湿っていたのですが、作業の途中からはからっと晴れ上がり、気持ちよく作業を進めることができました。
 刈り払機とともに草刈機も快調で、予定していた作業を終了することができました。
 
快調に動いてくれました               秋晴れのもと草刈り中


10月1日 第4回里山学校:バッタを追っかけよう・第38回自然観察会

9:30~12:00 大人24名 こども11名 
 バッタ類を中心に昆虫の観察をテーマとして第4回里山学校:バッタを追っかけよう・第38回自然観察会が開かれました。講師に日本蜻蛉学会会員の柄澤保彦先生をお迎えして、バッタ・キリギリス・コオロギの仲間の見分け方、昆虫の優しい持ち方など興味深いお話をたくさん伺うことができました。
 気持ちのいい秋晴れの下、子どもたちはもちろん、お父さんお母さんも夢中になって虫を追いかけていました。適度に低入れされた原っぱにはたくさんの虫が飛び交い、ショウリョウバッタ、トノサマバッタ、ツユムシ、里に帰ってきたアキアカネや真っ赤になったナツアカネ、コオロギやおなかの大きいオオカマキリなど、様々な昆虫を観察することができました。
  
原っぱで虫を追っかけています     講師のお話を聞く子どもたち    インデアン式のバッタあつめ


9月14日 幼稚園児自然体験活動支援

10:00~12:00 大人17名 こども99名 
 まどか幼稚園年長児の皆さんを谷田の原っぱに迎えて、里山の自然に触れてもらいました。初めに、林の中の道を歩きながらカエルやキノコ、どんぐりなどを見つけました。林の中の道を散策したあと、原っぱに出て虫を追っかけて遊びました。原っぱには適度に草が残っていて、ショウリョウバッタやオンブバッタなどがバラバラとたくさん飛んでいました。中には虫が怖いという子もいましたが、ほとんどの子が原っぱを駆け回って汗をかいていました。クモがバッタをつかまえて、糸でぐるぐる巻きにしているのを見つけた子もいました。
 太陽がまぶしいくらいの天気でしたので、思い切り遊べて満足して帰ったようでした。
  
 林の中は涼しかったよ                 原っぱで遊びました


9月9日 クリーン印西推進運動

9:00~10:30 大人9名 
 前日までのぐずついた天候とはうってかわって、お日様が顔を出してくれました。ただ風がなく、かなり蒸し暑い中武西の美化活動(クリーン印西推進運動)を行いました。
 最初に大通りの歩道のごみを集めました。車から捨てたと思われるゴミが二か所、大量に捨てられていました。そのあと散策道に入りました。里山の中の道はあまりごみはありませんでしたが、日当たりのいい場所は草が伸びていて歩くのが少し困難でした。
 原っぱで一休みして終わりにしました。
 
 大通りのごみを集めました               原っぱで一休み
 

8月26日 白井市 まちピカ大作戦

9:00~10:45 大人7名 
 白井市の「まちピカ大作戦」を谷田地域で行った。ゴミをひろいながらパトロール散策を兼ねて歩く。とにかく湿度が高く熱気がこもるような日で、歩いていても汗がしたたり落ちていく。このところの雨で里山学校のキノコの観察会では枯れていた原っぱや林の中にキノコがたくさん出ていて、残念だったね、などと話しながら歩く。秋の野の花の観察会で見られそうな花も咲き始めており、きっとたくさんキノコも楽しめそうだ。
 しばらくゴミ拾いをしていなかったので、思っていたよりもゴミが集まった。
 

 

7月29日 第2回原っぱの会の里山学校 バラッパ饅頭つくり

9:30~11:40 大人30名 子ども8名 
 第2回原っぱの会の里山学校は、講師をお迎えしてバラッパ饅頭つくりをしました。印西市や白井市では、昔から阿夫利神社(石尊様)の祭礼の日(例年7月末)に作って楽しんだものだそうです。
 ミックス粉をこねて発酵させた後、まるめて中にこし餡を入れ、サルトリイバラ(山帰来)の葉を敷いて蒸します。どのグループも上手に出来上がりました。1個はみんなで食べ、2個は持ち帰りました。
 里山と暮らしのかかわりを、少しだけ感じ取ることができたひとときでした。
 
 作り方を熱心に聞いています                 ふっくらと出来上がりました


7月23日 印西市民アカデミー講座ご案内

10:00~12:00 受講生8名 印西市担当職員2名 原っぱの会8名 
 今年も印西市民アカデミーの方々をご案内しました。10時に印西市民活動推進センターで原っぱの会のフィールドや活動の説明をしたあと、実際に活動の体験をしてもらおう、というスケジュールです。去年の体験では炎天下で刈草を集めるという、少し大変な作業でしたが、この暑い日がつづくなか熱中症のこともありますので、今年は樹林の影でごみを上げたあとの道に残るガラス片をひろっていただく作業を体験していただきました。こんなにいい場所があったとは知らなかった、保全を続けていくことの大切さもわかりました、という感想をいただきました。
 
 林の中の道に入って現場に向かいます          道にはまだまだたくさんの破片が散らばっています


7月17日 モニタリング:ジャノメチョウ

8:30~11:35 大人8名 
 朝方雨が降り、午前中も雨予報がでていたので心配しましたが、次第に天気が良くなり、無事終えることができました。湿度、気温も高い中の調査は汗だくになり、人間にとっては大変ですが、昆虫たちは元気に日々成長しています。
 見上げた空には無数のオニヤンマの未成熟個体が飛び交っていました。調査対象のジャノメチョウもたくさん確認でき、ペアになっている個体も多くみられました。
 
                     写真のごみのようなのはすべてオニヤンマ
草から飛び出るチョウをカウントします



7月7日 第147回保全作業

9:30~12:45 大人12名 
 気温30度を超す蒸し暑い日でしたが、幸い急速場所には大きなシラカシの木があり、日陰を作ってくれていました。
 7月23日に、印西市民アカデミー講座の一つとして、原っぱの会の活動を参観、体験してもらうことになりました。その準備として、武西の草原や道の草刈りと地面に散らばっている枯れ枝を拾い集めました。草刈りは、草刈り機と刈り払い機を使って行いました。昨年も刈った場所ですので、あまり草丈は高くなく、スムーズに作業を進めることができました。刈った草はブルーシートで運び、なんか初夏にまとめました。
 千葉大の学生さんがおひとり参加してくださいました。

 
刈りとった草をまとめています                   大活躍してくれました


6月24日 第1回原っぱの会の里山学校 夏のキノコはどんなキノコ?

9:30~12:00 大人28名 子ども9名
 原っぱの会の里山学校が開校しました。第1回は夏のキノコ観察でした。例年通りなら一雨ごとにポコポコとキノコが出てきてくれるのですが、今年は空梅雨で地面が乾いていて見つけるのが難しい状況でした。そんな中、参加者の多くの目で原っぱと森の中を探したら、ブルーシートにはたくさんのキノコが並びました!(ホッ)講師の平尾先生が次々と名前を紙に書いてキノコの前に置いていき、特徴などを教えてくださいました。原っぱではキノコ以外にも夏の花やバッタの赤ちゃんを見ることができ、みなさんそれぞれ原っぱを楽しまれていたようでした。
 次回の里山学校は『バラッパ饅頭つくり』です。お楽しみに!

 
 道でキノコ発見!                    キノコの説明中。



6月10日 クリーン印西推進運動

9:00~11:00 大人9名 
 5月28日の続きで、主に市道に散らばっているガラス等の細かい破片をひとつづつ拾いました。ゴミ袋は全部で今回も25袋になりました。
 暑い日でしたので、回収場所までリヤカーで運び上げる作業も少し息切れしながらでした。作業中はホトトギスの爽やかな鳴き声がずっと響き渡り、心地よかったです。

 
ホトトギスの鳴き声が響くなかでガラス片などをひろう               出たごみ25袋


6月3日 第146回保全作業(水辺)

9:00~12:00 大人3名 
 暑い日になった。5月に抜き取って乾かしていた侵略的外来種指定種になっているキショウブをかたずけた。根を上にして干してあったが、すでに新しい芽がでて根を張りだしており、鎌ではがして泥を落とし、細かくしてゴミ袋にいれた。抜き取れなかったキショウブにはすでに種が付き始めており、鎌で切り取る。
 ゴミをほりあげた場所や、キショウブを除去したあとの水のたまりにはアメリカザリガニが侵入してきており、キショウブの除去の後、タモでザリガニをすくった。どちらの外来種除去も、気長な作業になりそうだ。

 
根を張ったキショウブをはがして細かくする      集めて一輪車で運び出す



6月2日 第145回保全作業(樹林地)

9:30~12:00 大人9名 
 爽やかな新緑の中、「谷田街道」入口右側の樹林地の整備を行いました。この林は例年ギンランをたくさん見ることができたのですが、今年はあまり見られませんでした。キヅタが地表を覆っていたせいではないかと思われます。
 そこで、地面を覆っていたキヅタを、鎌や刈り払い機を使ってきれいに刈り取りました。見違えるようにきれいになりました。来春、ギンランがたくさん出てくるといいのですが、どうでしょうか。
 キヅタの刈り取りと並行して、倒木や枯損木の処理を行いました。また、破損していた杭や番線を片づけました。
 気温の高い日でしたが、樹林地の中でしたので気持ちよく作業を進めることができました。

  
作業前の体操                倒木の処理


5月28日 印西ごみゼロ運動参加

9:30~11:30 大人11名 子ども1名 
 木陰のなかでの作業活動は前回と同様で、主に市道に散らばっているガラス等の細かい破片をひとつづつ拾った。また、斜面や湿地に埋まっているビン、缶、ビニール、プラスチック類、金属類を掘り出して専用の袋に詰めた。
 袋は全部で25袋になった。
 季節が夏に変わろうとしている。若い緑の色が目にまぶしい一日だった。

5月27日 春のクリーン作戦

9:30~12:15 大人17名 
 前夜来の雨は上がったのですが、朝のうちはどんよりと雲の垂れ下がった空模様でした。しばらくすると太陽が顔を出してくれました。
 例年行っている「白井の自然を考える会」との協働事業「春のクリーン作戦」を実施ました。今年は白井市環境課の方々も参加してくださり、ごみを運ぶトラックも提供していただきました。大変助かりました。
 今まで拾い集めて集積しておいたごみと、今日新たに集めたごみ(ごみ袋約40袋分)を、トラックと軽トラックで印西クリーンセンターに運びました。
 地域情報誌「ほおじろ」の記者の方も同行されました。
 
集めたごみの積み込み                  トラックに積み込んでいます


5月21日 第144回保全作業

9:30~12:00 大人10名 
 真夏日になるという予報の中、谷田の原っぱの草刈りなどを行いました。
この時期、草もそれほど伸びていませんでしたので、あまり苦労せずに刈ることができました。茎を長く伸ばしたヤマユリや、ひそかに花をつけているフタリシズカなどを見ることができました。
 そのほか、樹林地の中の大きなゴミを片づけたり、道の草を刈ったりしました。
 先日、埋没種子の発芽実験地として白井市と協働で耕した場所に、車が侵入した形跡がありましたので、竹棒と紐で補修しました。
 
刈り草のあと始末                    きれいになった原っぱ



4月29日 第35回自然観察会:春の野の花

9:30~12:00 大人38名 子ども7名 
 今回から白井市との共催ということになり、白井市環境課の方から参加された方々にご挨拶をいただきました。
 予報では午後から天気が急変するかもしれないということでしたが、観察会の間は風もなく日差しも暖かで気持ちよく進めることができました。テーマが「春の野の花」ということで、ムラサキケマン、ハナイカダ、ホウチャクソウ、アマドコロ、ナルコユリ、ウマノアシガタ、スミレなど、たくさんの野の花を観察することができました。
 
野馬除け土手の説明をきく2班 子どもも楽しそう    林縁の野の花の説明をきく1班

 
ミツバツチグリの広がる道で 3班           カラスビシャクの仏炎苞をみているところ


4月23日 第142回保全作業

9:30~12:00 大人13名 
 昨夜来の雨が上がって、気持ちのいい青空のもと保全作業に汗を流しました。
谷田のフィールドで、刈り残してあった草原の草刈り、杭や針金の始末、ごみの集約、樹林地の中での落ち枝の始末、すっくと伸びた草花のマーキングなどなど、役割を分担していろいろな作業を行いました。
 原っぱはすっかりきれいになりました。樹林地のキンランも観察会までにはもう少し花を見せてくれるのではないかと思います。
 
 朽ちた杭などを運んでいます                      集めたごみ


4月2日 クリーン印西推進運動

9:30~12:00 大人10名  子ども1名  
 湿地のゴミ集めの4回目。雨の冷たい寒い日があけて、ほんわかとした暖かな日になった。いよいよBエリアの角を曲がって、Cエリアに差し掛かった場所。道中にガラス片やプラスチック、ゴミ袋のかけらなどが散乱している。鶯の声をききながら、作業をすすめた。今回は約一時間で作業をやめて、原っぱの一本桜を見に散歩にでかける。まだ固いつぼみで、ほろりともほころびていない。満開になったらお花見したいね、と話しながらゆっくりとゴミの現場に戻った。集めた袋は23袋。きれいになるにはまだまだかかりそう。
 

3月11日 クリーン印西推進運動

9:30~11:30 大人12名 
 武西の里山クリーン大作戦以来、細かなゴミが残っているので始まった湿地のゴミ集めも3回目。道入り口から進んで、今日は中ほどの湿地を横切る道あたり、Bエリアだった場所のゴミ集めです。
 頭の出ているゴミを取ろうとすると、その何倍もの量となって泥のなかから出てきます。今回も大小合わせて22袋のゴミの量となりました。
 


2月26日 第140回里山の保全作業(草原)

9:30~12:20 大人11名 
 天気も良く、暖かい。乾燥しているので作業もはかどり、動いているとじわっと汗ばんでくる。
前回の続きの草刈りで、武西の広い原っぱを草刈機2台と刈払機3台で刈り進んで、なんとか水辺まで行けるような道を確保できたが、西側の斜面は残った。
 草刈機のローターにクズの蔓が絡んで、エンジンが止まるたび鎌で外すということになり、ローターの回る場所を前もって手刈りで蔓取りする作業がなかなか大変だった。アズマネザサが大きく太くなり、刈りにくくなることも汗をのかく一因でもある。毎年の積み重ねが大事だと感じた。



2月25日 早春の野鳥観察会

10:00~12:00 大人23名 子ども5名 
 晴れて穏やかな日になりました。待ち合わせの福祉センター駐車場の広場にはツグミやムクドリ、ハクセキレイが降りてきて、電線にはカワラヒワ、空には大きな鳥が翼を広げて旋回しています。いやがおうにも森の鳥に期待が向かってわくわくしてしまいます。
 会員の講師とサポート講師3名が28名を案内することになりました。手持ちの双眼鏡ではしっかり見られない姿を望遠鏡で観察することもできます。
 早春の林のなかでは、木々の間を飛び交う鳥の気配があっても、なかなか双眼鏡でとらえることができません。水辺の池の鳥や、餌の多い場所での探鳥会とは違って、難しいものだと教えていただきました。それでも、春に入りつつある季節の中、耳を澄まして鳥の声を探しながらゆっくり歩くのは、とても気持ちの良いものでした。
  
 講師の説明をきいています                       ツグミ


2月24日 水辺のモニタリング

9:30~12:00 大人3名 
 17日に春一番が関東で吹き、そのあとにも春二番、春三番と南風が吹き、まとまった雨の降った日もあり、ニホンアカガエルの産卵には良い条件がそろったようです。一週間前に事前調査をしましたが、まだ見られなかったので、この一週間で一気に産みに来たようです。嬉しいことに、ゴミを撤去してできた水溜りにも卵塊がありました。環境をもっと整えたら、もっとたくさんのカエルたちが産卵にきてくれるのかな。
 葦原はまだまだ冬

2月11日 クリーン印西推進運動

9:30~11:30 大人11名 
 昨年12月の里山クリーン大作戦のAエリアで、前回に引き続き取り残した小さなゴミや埋もれたゴミを拾い集めました。幸い天気も良く、作業は順調に進み、Aエリアのめだったゴミはほぼなくなりました。集まったのは、燃えるゴミが10袋、燃えないゴミが12袋、コンクリート片などのゴミ2袋で、合計24袋。前回同様かなり大量のゴミを取り除くことができました。
 
リヤカーでゴミを数回にわけて集積所まで運びました      収拾したゴミの山


2月4日 谷田のパトロール散策会

9:30~11:30 大人12名 晴れ 
 風もなく穏やかな日の散策でした。いつものように拾える範囲でゴミ袋とトングを持ちながら廻りました。道路沿いは人通り、車の往来が多くなったことに比例してゴミが多くなっている気がします。こたつやタイヤも捨てられていました。原っぱでは春の花の芽も顔を出し始めました。開花が楽しみですね。
 
陽射しがまぶしいです               イヌシデ、コブシ、コナラの冬芽も膨らんできました


1月30日 第138回保全作業(草原)

9:30~12:10 大人11名 
 前回に続いて武西の原っぱの草刈りをしました。気温が高く、40数年ぶりに記録を塗り替えたという日でした。少し動くと汗ばむような天候でした。
 クズのつるが絡まってなかなか苦労しましたが、写真のように原の中にたっている桜の木まではきれいに刈りとることができました。4月初めに咲くであろうサクラの花が楽しみです。

 
 桜の木まできれいになりました            刈りとったつるや草を集めました


1月28日 クリーン印西推進運動

9:30~11:30 大人9名 
 昨年12月10日に印西市主催の「武西に里山クリーン大作戦」で大型ゴミや埋没ゴミの撤去が行われたが、こまかいゴミが道脇や水辺に残っているため、これらのゴミを拾うこととなった。しばらくは集中的に毎月行う予定。
 今回はAエリアと呼んでいた場所の一部。目立つ場所を一つ一つつぶしていくことにした。ガラス片や瓶、缶、プラスチックのかけら、結索紐など、集めたゴミは18袋となった。

  
 あたたかなゴミ拾いびより             細かなゴミがたくさん残っている
 

1月22日 第137回保全作業(草原)

9:30~11:30 大人11名 
 印西市武西の原っぱで草刈りをしました。サクラの木が一本、原っぱの中にすっくと立っていて、例年花の時期を楽しみにしている場所です。
 夏場は、クズが一面に繁茂していて手が出せませんでした。草が枯れている今の時期でも、蔓が絡まって苦労しましたが、なんとか刈進むことができました。
 暖かくなったころ、どんな野の花が顔を見せてくれるか、今から楽しみです。

 
 蔓草と格闘中                     コーヒーブレイク

1月21日 お蕎麦新年会

9:00~13:00 大人15名 子ども5名 
 畑で採れたお蕎麦を打って食べる会を開きました。初めての蕎麦打ちでも、おいしいお蕎麦になりました。

 
 水回し                    みなで打ってみる


1月15日 親子プログラム凧揚げ

10:00~11:45 大人6名 子ども7名 
 今年初めての大寒波が列島を覆ったというその日。昔の冬はこうだったなあ、と思い出すような風の強さと冷たさが身に染みて、顔がこわばり、手がかじかむ中、風はというと強くなったり弱くなったり、はたまた方向を変えたりとおよそ凧揚げには向かない風。今年の凧揚げは苦戦しました。墜落、崩壊の凧が続出するなか、それでも子どもたちは歓声をあげて楽しんでいました。

 
 墜落続出                     凧揚げの腕があがりました


1月13日 第136回保全作業(草原)

9:30~11:30 大人12名 
 暖かな日の始まり。今年最初の作業を行いました。
 谷田の草原の柵などの補修をしました。道を区切っていた杭が痛んでいたので新しく取り換えました。
 この草原は、在来の植物が数多く生育している場所で、東邦大などと協働で植生の調査を行っています。その調査の時に使用する区画(コドラート)を示す杭を新しく打ち直しました。

 
杭の打ち直し                  コドラートの杭打ち

 
しっかり打ち込めているか確認         コドラートの出来上がり 


12月18日 第135回保全作業(草原)

9:30~11:45 大人11名 
 風もなく、暖かな一日でした。今年最後の保全作業、気持ちよく進めることができました。
 谷田の草原の草刈りの作業を行いました。草刈機1台、刈払機3台で、前回刈り残した草を刈りました。刈り草の始末も同時に進め、ほぼ集め終わりました。
 原の奥の方にシラカシの大木が倒れていたのですが、幹を残して処理しました。少し時間がありましたので、近くの樹林地の中で散乱している枝などを拾い集めました。
 
刈り草を集めました                  休憩!のホイッスル 


12月10日 印西市・企業土地管理局主催の武西の里山クリーン大作戦に参加

12:00〜16:00 会関係の参加 57名 内、東邦大学の皆様23名 全体で合計149名の参加 

 保全場所である武西の湿地には、過去何回かの撤去作業を経てもまだ大小合わせたゴミが埋まっています。今回、印西市と千葉県企業土地管理局主催で『武西の里山クリーン大作戦』が実施され、当会も積極的に参加しました。
 印西市によると、計149名の参加となったそうです。13時に市長の挨拶をいただき開始。各担当エリアに向かいました。大勢の人の手で大量のゴミはすべて分別してまとめることができました。おかげさまで、不法投棄されたありとあらゆるゴミが激減し、とてもきれいになりました。
 
開始の市長挨拶                   土の中のゴミを拾う
 
埋まっているのをスコップでかき出して集める      どんどん袋が増えていく
 
作業前の湿地脇                   作業後の湿地脇


12月5日 第134回保全作業(草原)

9:30~12:10 大人12名 
 またもや前夜の雨。しかし朝から快晴となり、前回の続きを実施しました。草刈機1台と刈払機4台でほぼ完了。刈り草の処理が少し残りましたが、思った以上にはかどりました。
 
草刈機で草をかる                  倒木の処理

11月20日 第132回保全作業(草原)

9:00〜11:45 大人10名 
前日雨が降っていたのですが、朝になると雨はやんでいました。作業を始めることは少しもやがかかっていましたが、そのうち日が射してきました。
谷田の草原の草刈りをしました。前回刈り残したところをきれいに刈り終わりました。
草原に隣接する樹林地の落ち枝の始末や、前回の刈り草の片づけなども同時に進めました。草原の奥のほうに生えている枯れ枝も始末しました。
 
作業の準備                作業終了

11月5日 第131回保全作業(草原)

9:00〜12:00 大人8名 
 朝のうち、少し雨が落ちてきましたが、作業に支障をきたすほどではありませんでした。谷田の草刈りをしました。
 草刈機2台と刈払機2台稼働、二時間ほどの作業でほぼ刈り終わりました。ススキやチガヤなど、丈夫な草が繁茂して、しばしば刃に絡みついて少し苦労しましたが、鵜予想していたよりも早く作業を進めることができました。
 以前?刈っておいた草原の刈り草を一か所に集める作業も、同時に行いました。
 
 奮闘中                          刈り草の始末
 きれいになりました。


10月16日 いんざいクリーン大作戦

9:00〜11:00 大人9名 
 印西市市制20周年記念行事として、全市的に取り組まれた美化運動に、会も参加しました。つい先立ってまでの暑さがウソのような秋晴れの空の下、武西でゴミ拾いをしました。コスモスバス駐車場のところから中にはいり、奥の草原まで行きました。すでに地域の方がゴミ拾いをなさった後のようで、きれいなものでした。
 草原から林の中の道を抜けて464号線に出ました。464号線の道の脇には、車から捨てられたと思われる様々なゴミが散乱していました。
 


10月7日 第129回保全作業

9:00〜11:30 大人8名 
 谷田の保全草原の草刈りをしました。
この草原は在来の希少な植物が生育しているところです。長い間、草刈りなど、人が手を入れることによって、それらの植物たちは世代を重ねてくることができたわけです。
 昨年まではセイタカアワダチソウがたいへんはびこっていたのですが、今年はススキが繁茂してきていました。セイタカアワダチソウの除去作業を続けてきた成果だと思われます。
 草刈り機と刈払機で約2時間ほどの作業でした。きれいに刈り終わることができました。
 
 背丈ほどの草と格闘中                 きれいになった草原


10月2日 第33回自然観察会 赤とんぼをさがそう!

9:30〜12:00 大人23名 子ども7名 
 前日の雨も上がってしばらくぶりのいい天気の下、トンボなど昆虫の観察会を行いました。観察場所に入る際に柄先生からスズメバチなどの危険な虫が出たときの対応のお話があり林中に入りました。印西市武西の湿地脇の樹林地の中を抜けてその先に広がる草原まで先生のお話をうかがいながら歩きました。
 樹林地ではメスグロヒョウモン、ミドリヒョウモン、ウラナミシジミなどの蝶も観察できました。草原では自由にバッタやトンボをとり、ショウリョウバッタとショウリョウバッタモドキ、トノサマバッタとクルマバッタ、クルマバッタモドキ、ナツアカネとアキアカネ、オツネントンボとホソミオツネンントンボの違いなどについて解説していただきました。観察した後は、もとの場所に放しました。
 
 スズメバチなどの注意をうける参加者        講師の説明を熱心にきく子どもたち

 
原っぱに腰を下ろして採取した昆虫の説明をきいているところ 風が渡ってきもちがいい
会員スタッフが手にしているのは「吹き流し」会員が100均の洗濯袋を改良した手作り。この中だと採取した昆虫の翅が傷まず、熱中症で弱ることがない。


9月26日 草原性植物の調査研究 植生調査

9:00〜12:30 大人4名 
 原っぱの植生調査を3年ぶりに行いました。3年経過して原っぱの植生が減少しているか心配でしたが、種数は減少していないようでした。ただ、樹林がある両脇は樹木が大きくなり、枝葉が張り出して日照時間が不足しているため、花が咲かなかったり、株が衰えていたりしている様子が見受けられました。秋雨前線で前日まで雨が続き、蚊が飛び交い、調査中はかゆくて大変でした。調査でこんなに蚊に悩まされたのは初めてです。

 
 


9月25日 第128回 保全作業

9:00〜11:00 大人10名 
 10月2日に武西をフィールドにしたトンボの観察会を予定しています。そこで、今回の作業は観察会の時に通る散策道を整備することにしました。
 東京電機大下の総深谷津(ソウフケヤツ)に入る入り口は、カナムグラなどのつる草に覆われていて、足を入れるのがためらわれるような状態でした。草刈り機で2、3度往復、やっと通れるようになりました。
 奴を横切る通路(通称「渡り廊下」)も、日当たりが良いせいか、勢いよく草が伸びていました。ここもヤブマメやカナムグラなどのつる草が繁茂していて苦労しましたが、何とかきれいにすることができました。
 林の中の道を進んで、大きなシラカシの樹が立っている周りも草を刈りました。
 草刈りに先立って、枯れ枝や、道をふさいでいた倒木なども片づけました。
 
 一休み                       道が通りました

 

9月9日 第127回 保全作業(樹林地)

9:00〜11:30 大人8名 
 台風一過とはいかず、雨は降りませんでしたが風がなく、蒸し暑い日でした。
 谷田の樹林地の整備を行いました。このところの台風の影響で、枯れ枝が散乱していましたので拾い集めました。倒木も始末しました。
 澤山の泉の上の樹林地では大きなコナラの枝が強風で倒れて他の木にかかっていましたので、それも始末しました。
 9月22日にキノコの観察会を予定していますので、樹林地に入る散策道の草刈りも行いました。
  作業終了

 

9月4日 クリーン印西推進運動

9:00〜10:30 大人6名 
 台風の影響で天候が定まらず、朝のうちに中止のメールが配信されていたのですが、6人の人が集まりました。
 せっかく集まったのだから一回りしようかということになりました。コスモスバス駐車場の角から入って、『ハトの原』と呼んでいる原っぱに向かいました。途中、昨年まで水田だった場所が、太陽光パネルの設置場所になっていました。
 原っぱから湿地に降りて大通りにでるところまでゴミを拾いながら歩きました。このところの台風で、枯れ枝が散乱していました。散策や観察会ができるように、草を刈り、枯れ枝を拾い集める作業が必要だと思いました。

  
 パネル設置工事中           いつの間にか秋の足音が

8月21日 第126回保全作業(草原)

9:00〜11:30 大人9名 
 前日の雨、そして台風の接近で天候が心配でしたが、雨上がりの蒸し暑さと闘いながら予定していた作業を終えることができました。
 国道464号南側の草原は、あまり広くない場所ですが沢山の植物がみられるところです。両側が樹林地ですので、枝がそのうち空をふさいでしまうのではないかと思うくらいに伸びてきていました。
 一時間半ほどで草刈りを終えました。
  
 草刈り前                       草刈り後

8月11日 クリーン印西推進運動

9:00〜11:00 大人15名 子ども1名 
 印西市武西のハートヴィレッヂ裏の畑に集合。ゴミを拾いながら武西の里山を約1時間半かけて歩きました。
 幸いこの時期にしては比較的気温は低く、途中、夏の花やアゲハチョウ、トンボなどを観察しながら大袋5.6個のゴミを収集しました。
 その後、畑に戻り、スイカ2個を参加者全員でいただきました。切ると真っ赤になっていて食べごろ。『おいしい』
『甘い』と大好評でした。
  
 一息ついているところ                 スイカ、甘くておいしかった
 
  

7月31日 第124回 保全作業(草原)

9:00〜12:00 大人9名 
 蒸し暑い日でしたが、木陰は案外気温が低く、思ったより気持ちよく作業を進めることができました。
 谷田の、原っぱの会での通称『Eの原』と呼んでいる原っぱの草刈りを行いました。
 草丈はそれなりに伸びていましたが、クズなどのつる草が少ないのであまり苦労せずに刈ることができました。2時間ほどで、ほぼ全面を刈り終わりました。
 アキノタムラソウやオトギリソウなどが花をつけていました。比較的強い野草ですので、刈った後からまた茎をのばしてくると思います。
  
 きれいになりました                          刈り草の始末
 休息

7月23日 第123回 保全作業・印西アカデミー市民活動体験講座

9:00〜12:00 大人15名 
 今回の保全作業は、印西市市民アカデミー(印西市教育委員会生涯学習課主催)の講座の一環として、受講生の皆さんに市民活動を体験していただくという趣旨で計画されたものです。
 武西の原っぱの草を刈り、その刈った草を一か所に集めるという作業を行いました。
 7月にしては気温が低く、作業をするには好都合でした。
 まず、原っぱの草を、草刈機と刈払機を使って刈りました。3月頃に一度刈った場所ですが、また伸びていました。草の中のあちこちにヤマユリの白い花を見ることが出来ました。蕾をたくさんつけたヤマユリもありました。
 そのあとで、印西アカデミー受講生のみなさんと一緒に刈り草を集めました。 
 千葉大学の学生も一人参加してくれました。
  
 
 受講生のみなさんと自己紹介               刈り草を集める

 原っぱは広い!
何回もブルーシートに刈り草を積んで往復しました

7月17日 モニタリング調査 ジャノメチョウ

8:30〜11:10 大人名10名
 まだ梅雨が明けていないので天気が心配されましたが、無事おこなうことができました。気温はあまり高くなかったのですが湿度が高かったので一回りすると汗だらけになりました。今回は千葉大学の学生も一人参加してくれました。
 チョウ類以外にもトンボの種類も多くみられ、原っぱは昆虫たちの羽化の季節にあふれている感じです。昆虫たちの羽化の季節は人間の成人式にあたるのでしょうか。若々しいきれいな翅のチョウやトンボが多くみられました。
 次の世代へ命のバトンタッチを繰り返して、環境が変わらなければずっと「ここ」にいてくれる。そんな環境が永遠に続くとよいなと思います。
 
 
訪花中のジャノメチョウ            草の茂る中、横に並んでチョウをカウントしているところ


確認のため捕獲しようとしたらトンボが逃げてしまいました。

7月12日 第122回 保全作業と実験的草刈り

8:45〜12:00 大人15名 
6月28日に予定していた第119回保全作業と実験的草刈りが雨のため中止になったので、日程を再調整して行いました。
実験的草刈りは東邦大学との協働事業で、今回が4回目となります。夏苅した所としない所の区画を作り、その影響を調べています。梅雨空は本当に直前まで読めなくてヤキモキしましたが、無事晴れてくれたので何とか作業を終えることができました。この時期の作業は少し動いただけでもバテてしまいます。休み休み、水分補給しながらゆっくりと少しずつやるのがコツでしょうか。休息時間が『木陰でのピクニック』のようで気持ち良く、ついつい長くなります。

  
 草刈り作業                       木陰の休憩 手作りお菓子にアイスキャンディー
  
 東邦大学による植生調査中               そのあと、実験的草刈り。


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NPO法人谷田武西の原っぱと森の会

お問い合わせは下記メールまで。
ymharappa@yahoo.co.jp  

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